活動実績

実際にマッチングした実績をご紹介

株式会社クリーンベンチャー21

・ 受入企業の概要

株式会社クリーンベンチャー21は、京都を拠点に「創エネ・省エネ・環境」をテーマに事業を展開するベンチャー企業です。世界で初めて球状シリコン太陽電池の量産化に成功した経験を活かし、太陽光発電システムの設計・施工・販売、発電事業、保守・メンテナンス、蓄電システムや軽量モジュールなどの環境関連商品の開発・販売を手掛けています。新技術を通じて持続可能な循環型社会の実現に貢献することを理念とし、多様なニーズに柔軟に対応できる製品とサービスを提供しています。

・ 受入れ前の課題

当社では、近年の労働人口の減少や働き方の多様化に伴い、若年層の採用が極めて難しい状況にありました。かつては長時間労働が一般的であり、その中で開発力を高めつつ事業を成長させてきました。しかし、現在は働く価値観が大きく変化しています。若年層からの応募が減少し、既存社員の負担が増す中で、事業の安定的な運営が課題となっていました。

企業として必要な技術・技能を確保しつつ、持続的な体制を整える必要があり、人材の新たな受入れ方法を模索していました。

・ どんな方に来ていただいたか

そこで着目したのがミドル層人材でした。ミドル層は、若年層とは異なる強みを持ち、長年の経験に裏打ちされた安定感があります。採用にあたっては、年齢だけで判断せず、「働く姿勢」を重視しました。

面談では、「これまでの経験を活かし、もう一仕事しませんか」「もう一度、あなたの力を社会の役に立ててもらえませんか」とお声掛けをしています。実際に来ていただいたのは、培ってきたスキルを柔軟に発揮し、新しい環境にも前向きに取り組むことができる方でした。落ち着いた判断力と、現場を支える安定した実務力を備えられている点が大きな特徴です。

・ どのように活躍されたか

ミドル層の皆さんは、非常に意欲的に業務に取り組んでおられます。経験を積んでおられるので、仕事の理解が早く、即戦力として大きく貢献されています。若手以上に活躍されている場面も多く、現場では中心的な存在です。

さらに、ミドル層の方々は「自分の経験を活かしたい」という思いが強いため、業務に対する姿勢も前向きです。新人や若手社員に対しても丁寧に教えてくださり、社内での知識伝承やチームワーク向上にも大きく貢献されています。 もちろん、人によって働き方のスタンスは異なりますが、「もう一仕事したい」という強い思いを持って入社された方は、非常に高いパフォーマンスを発揮されています。

・ ミドル層人材を受け入れようと思ったきっかけ

受入れを決めた背景には、若年層の採用難に加え、ミドル層の方々が本来持つ力を十分に発揮できていないという社会的な課題がありました。実際に、「履歴書段階で選考が進まない」「年齢だけで面接にすらいけない」といった声も多く、年齢を理由に選考に進めない状況に疑問を感じていました。

そのため、当社では年齢ではなく「意欲」を重視する採用方針に切り替えました。「もう一度、力を発揮したい」という思いがある方に、活躍の場を提供したいと考えています。

また、意欲を持った人材を迎え入れることで、単に人手不足を補うだけでなく、組織全体の活性化や技術継承にもつながると考えました。結果的に、社内の課題解決と社会貢献の両立が可能になると感じました。

・ ミドル層人材の活用で良かった点

ミドル層を受け入れることで、様々な効果が得られました。まず一つ目は、技術力の高さです。経験に裏打ちされたスキルで現場の即戦力となり、作業の効率化や品質向上に貢献していただくことができ、短期間で戦力化が図れています。

二つ目は、仕事への姿勢です。ミドル層の方々は「必要とされる場がある」ということがモチベーションになり、入社後も積極的に業務に取り組まれ、社内の士気向上にもつながりました。

三つ目は、採用の安定化です。年齢や経験にとらわれず、意欲のある人材を受け入れることで、人手不足の緩和だけでなく、事業の継続性や組織の柔軟性も高まりました。

・ 受入れに関心を持っている企業様へ

ミドル層には、多様な経験と高い専門性を備えた方が多く、企業にとって貴重な戦力となり得ます。一方で、「年齢による先入観」や「組織に馴染みにくいのではないか」といった不安を抱く企業も少なくありません。しかし、重要なのは、その方がどれだけ強い「思い」を持っているかです。「もう一仕事したい」と心から願い、前向きに取り組む方は、必ず組織に成果をもたらしてくれます。

さらに、ミドル層人材の活用は、人材確保の観点だけでなく、地域経済や社会全体への貢献にもつながります。採用に不安を感じる企業様もいらっしゃるかもしれませんが、人材に課題を抱えている企業様には、ぜひミドル層人材の受入れという選択肢を前向きに検討していただきたいと考えています。

加えて、ミドル層の力を活かすことで、現場の活性化や若手育成、事業基盤の安定など、様々な効果が期待できます。ミドル層の持つ力は、企業にとって大きな支えとなります。ぜひ、その可能性に改めて目を向けていただければ幸いです。