活動実績

副業人材の活用企業をご紹介
～スキルを活用できる外部人材は、貴重な企業の戦力～

【東和商事株式会社】

塾運営も外食事業も関係するのは人との関わり。
人と人の心のつながりこそ、東和商事様がこだわるテーマでもあります。
京都に長年根付く心、“おもてなし”
東和商事様はこのおもてなしの心でより良いサービスの提供を目指しておられます。

「私たちの目指すものはお客様の心からの満足です。塾の運営も外食事業もお客様の喜び・目的・満足を満たすために最大限のサービスの提供が私たち東和商事の使命とも言えます。」
そのように語られる東和商事株式会社　代表取締役　加藤晋太郎様に副業人材の活用についてお話をお伺いしました。

外部から副業人材の活用を検討するに至った経緯について

当社では、チラシ作成においてAdobeシステムが販売する「Illustrator(イラストレーター)」というグラフィックデザインツールを使用しております。
チラシの作成は継続的なものではなく、季節ごとにスポット的に発生します。

Illustratorの使用は、私を含め社員は、初めてからのスタートでした。それぞれが、必要な時に、操作を学習し、Illustratorを使用しチラシを作成していました。
しかし、全員が初心者なので、慣れない操作で戸惑うことが多くあり、ネットで必要な情報を収集しながらの作業となります。
実際、調べながらの作業には時間がかかり、負担もかかっていました。

そのような状況に、私は作業効率をあげるにはどうすればよいのかと常々考えていました。
私は、自社で人材を育成するのではなく、すでにスキルを持つ専門家に仕事を任せることはできないかと考えました。それが、外部人材を活用するきっかけとなりました。

実際、外部のデザイナーやクリエイターを活用することで、迅速かつ効果的に作業が進められ、品質の高い成果物が提供されました。
特定のプロジェクトや季節的な仕事においては、外部人材を活用することで、自社のリソースを有効活用できることを再確認しました。
当社にとっては、大変魅力的な選択となりました。

外部人材の活用が始まった結果、社内でいくつかの変化

今まで、当社の風土として、組織内で全ての業務を解決しようとする姿勢がありました。
しかし、外部人材の活用を導入するという新たな取り組みの中で、業務の選別を行うこと、特定の仕事は専門的な人材に委託という、選択肢を視野に入れて業務に従事する姿勢が身に付くようになりました。
仕事の分担や優先順位が明確化され、専門家に任せる特定の業務を選別することもスムーズに行えるようになりました。
これにより、組織内のメンバーは本来の職務に専念することができるようになりました。

結果的に、働きやすい職場環境が構築されていると思います。
繰り返しになりますが、ルーティンや複雑な専門業務については、外部人材に任せることで、より品質の良い成果を期待できるようになりました。
一方、組織内のメンバーについては自身の専門的な職務に集中でき、仕事におけるストレスが軽減されました。組織はより効果的かつ柔軟な運営が可能となりました。

組織内のポジティブな変化は、お客様によりよいサービスを提供することにつながります。
冒頭に述べた東和商事の使命は、
「私たちの目指すものはお客様の心からの満足です。
塾の運営も外食事業もお客様の喜び・目的・満足を満たすために最大限のサービスの提供が私たち東和商事の使命とも言えます。」です。

塾運営も外食事業も、お客様との接点が非常に近い業態です。
サービスを提供する側がしっかりと業務に携わるということは、お客様に直結する最も大切な部分ではないかと考えております。

外部から副業人材を活用してよかったこと

仕事の棲み分けができ、やるべきことに集中できるようになっています。より質の高い成果物ができ、業務量を減らすことができました。
また、当社の事例ですが、外部人材の方にチラシの作成以外にもInstagramの運用をお任せすることにしました。
複数の仕事を担当してくださることで、外部人材のスキルを十全に活かすこともでき、ともに成長していくのを実感しています。
当社では人手不足が問題でしたが、外部人材を有効に活用することで、業務を効率化でき、結果、人手不足の解消にもつながりました。

今後の外部人材の活用に関して

近年、人手不足が叫ばれる中で、企業はますます外部人材の活用を検討し、適用範囲を拡大しています。
当社も例外ではありません。今後、ますます外部人材の活躍が期待されると考えています。
必要なタイミングに必要な業務量、スキルを活用できる外部人材は、貴重な企業の戦力です。会社運営の安定化におき、人材不足を解消する要になるものと考えております。