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副業人材のご紹介
~副業は定年後の準備になり、今後の人生を豊かにする~

今回、IT企業で新規事業領域の広報・ブランディングに携わる村田氏がKANMAKIでオンライン副業に就いておられます。
ご自身の、副業に関する思いやライフワークとのバランスについて等、様々なお話を伺いました。

副業先企業:関西巻取箔工業株式会社(以下KANMAKI)

創業72年。西陣織の金糸をルーツに持つ、印刷塗装業界の環境負荷軽減に貢献する“顔料箔”を、自動車部品等の各種工業製品への装飾向けを中心に提供しておられます。
KANMAKIのコア技術であるグラビアコーティングを軸に、年間400を超える新規プロジェクトの試作開発を行うと共に、規格化された品質管理(国際規格ISO9001認証)のもと、RoHs指令やREACH規制等、国際的な環境破壊物質規制に準拠したものづくりを実践しておられます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 村田氏③昨秋来社時に撮られた大原の風景-1024x771.jpg

経歴を教えてください。

現在は東京のIT企業で、新規事業領域の広報PR・ブランディングの仕事をしています。
これまでのキャリアの軸は広報やブランディングといった仕事で、PRコンサル会社から始まり、プロスポーツ球団や通信制高校、ITスタートアップなどに勤務してきました。過去には個人事業主で業務した経験もあり、3年ほど前から副業にも取り組んでいます。

なぜ副業に従事しようと思われたのですか?

大学時代の研究テーマでもある「地域づくり」に貢献することに元々興味があり、地域活性化や地方創生をライフワークとして、副業では地方企業や地方自治体を中心に複数仕事をしています。特に、モノづくりの地方企業が元気になることが地域の活性化にもつながると考えています。

どうやって仕事を見つけられたのですか?

副業のマッチングサイトを利用して、求人に応募しました。

KANMAKI様で副業をしようと思った決め手はなんですか?

私自身が地方創生に関わることを大切にしている中で、地域に根付いて取り組んでいること、日本のモノづくりの原点につながることをKANMAKI様に強く感じたからです。
WEBページやオンライン面談を通じて、KANMAKI様は企業として売上増だけにこだわるだけではない姿勢に共感したからです。

特に、
『【箔をつける】評価が高くなる。値打ちが上がる(三省堂・大辞林)』
『お客様のビジネスに、私たちの生活に、世界に、“箔”をつけられるような、そんな存在でありたい』
という、KANMAKI様が掲げているミッションやビジョン、時代の変化にあわせたモノづくりの姿勢に感銘を受けました。
私が今まで取り組んできた広報業務やコンサルティング業務での経験を活かし、伴走型のお手伝いが何かできるのではないかと考えました。

具体的には、KANMAKI様でどのような業務をされていますか?

広報業務に携わり、主に情報発信に取り組んでいます。
具体的には、プレスリリースやメルマガの文章作成、広報の戦略やテーマの設定、ツールの提案、全体計画を一緒に検討する等です。
KANMAKI様で副業を開始して、約2年間経過します。頻度は、月1回のオンラインミーティングやSlak(ビジネスチャットツール)を使用したコミュニケーションを取っております。

取り組む中での難しさや工夫されたことはありますか?

オンラインミーティングやSlak(ビジネスチャットツール)等、基本的には遠隔で関わるため、KANMAKI様で副業を始めた頃、業務のペースをつかめずにいました。コミュニケーションを図る中で、お互いのことを知ることができ、業務の効率化につながりました。
遠隔でのコミュニケーションは、同じオフィスでの対面のやり取りと比べて、お互いの空気感を共有することは難しいです。特に、相手に状況を察して行動してもらうことを期待したり、過度に遠慮したりしないほうがお互いに良いと思います。
ここで大切なことは、お互いの誤解を避け、スムーズに業務を進めることです。
キャッチボールに例えると、社内の人間がボールをコントロールするというスタンスが大事です。必ずキャッチボールのスタートは社内の人から、を徹底することです。
なぜなら、社外の人が社内の人を動かすことは難しいからです。遠隔でのコミュニケーションを図る場合、そういった心掛けが大切だと感じています。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 村田氏②-1024x683.jpg

KANMAKI様での副業経験を通じて、村田様ご自身のキャリアにどういった良い影響がありましたか?

大きく2つあります。
私は、定年後も仕事を継続していきたいと考えていました。副業は、その準備になると思います。 本業以外で、ノウハウを培ったり、色々な経験を積むことは、仕事以外でも、今後の人生を豊かにすると思っています。
また、本業では社長など経営層と話す機会は少ないですが、副業では社長や経営層と同じ目線でお話することが頻繁にあります。自分の専門性があるからこそかもしれませんが、目線を上げて話す経験が出来ました。

京都で副業してみてどうでしたか?

京都は、企業が人の住まう町中に共存していることが新鮮でした。
また、京都に根差した企業が多くあると感じました。
KANMAKIもそうですが、京都を背負って、京都を盛り上げることを視野に入れている企業が多いことが、他の地域とは違うと思います。そこが、とても印象的でした。