活動実績
実際にマッチングした実績をご紹介
コミュニケーションツールの活用でフルリモートでの外部人材活用をスムーズに!
「すべての生活にエンタテインメントを!」
2009年創業以来、エンタテインメントのプロ集団として、ゲームソフトや電子玩具など様々なジャンルのソフトウェアに「楽しさ」をプラスしている京都エンタテインメントワークス。今では受託開発以外にも、京都大学との共同開発・アプリの自社開発などを行っています。 外部人材をフルリモートで活用している事例を、代表取締役上野さまに伺いました。
–外部人材を活用するようになった背景
創業当初は、社員数4名。
スマートフォンアプリの企画開発や電子玩具などの組み込みソフト開発だけでなく、ハードの開発もワンストップで対応できる数少ない企業として、健康や教育、広報宣伝など多彩な分野で活躍してきました。順調に成長を続けていく中、受注開発・自社開発研究など仕事が増えるにつれ、自社の社員だけでは対応できなくなってきたため、6~7年前から、新しい開発プロジェクトが始まるごとに、外部の専門的な技術を持った副業・兼業人材を活用することで、人材不足を解消することにしました。
–採用方法
必要な時に、必要なスキルを持った人材とすぐに契約したかったため、副業人材紹介専門のエージェントを利用しています。クラウドソーシングでは、副業人材が応募してくれるまで待たなければならないため、常に人材の登録があり、適切なスキルを持った人材をすぐに紹介してくれるエージェントの方が、弊社の業務には合っています。
どんな方? → 他社で雇用されている他府県の方
契約形態は? → 準委任契約
勤務時間は? → リモートワーク 終業時間以降や土・日の空いている時間に作業
報酬の支払は? → 時間給をエージェントに支払っている
時間管理は? → エージェントのWEB勤怠管理システム
その他、業務開始と終了をチャットで報告
–外部人材の仕事内容
開発プロジェクトは、プロジェクトリーダーを中心に、プランナー・デザイナー・プログラマーが5~10名で構成されています。その中で、主に外部人材を活用しているのは、デザイナーとプログラマー。
アプリのデザイン、ユーザーがwebサイトやアプリを快適に使うための設計(UIデザイン)、プログラムの開発を依頼しています。
基本的にリモートでの作業なので、全国色々な地域の方と一緒に仕事ができています。
今は、Zoomを使ったWEB会議も当たり前におこなうようになりましたし、その他に「スラック」というチャットのコミュニケーションツールを使っていますので、隣で仕事をしているような感覚で共同作業ができます。
メールでは、会話をするようにやり取りができませんので、リモートで外部人材を活用するには、チャットなどのコミュニケーションツールを使うことが必要だと思います。
[コミュニケーションツール]
SLACK→ https://slack.com/intl/ja-jp/
Chat work→ https://go.chatwork.com/ja/
Chat Messenger→ https://chat-messenger.com/
LINE WORKS → https://line.worksmobile.com/jp/
–社内に外部人材の活用による良い効果
人材不足の解消につながったこと。それ以外にも、社員の育成にもなっています。
外部人材の方の経験から、便利なやり方・新しいツールを教えていただけたりします。技術や仕事についてディスカッションをすることで、自分の持っているスキル・技術の幅が広がって、たくさんのことが学べることが楽しいと社員は言っています。
–フルリモートで外部人材を活用するコツ
時々、作業の進捗などの報告を頻繁にしていただけない方がいらっしゃいます。そのような場合には、定期的にミーティングを設定したり、作業進捗や目標設定をしたり、こちら側でしっかりマネジメントする必要があります。
コミュニケーションツールを上手く活用して、任せる業務をきちんと細分化すれば、どの業界でも外部人材の活用はできるのではないでしょうか。
京都には古くからの製造業や、小売・卸売業・伝統産業に携わる企業が多いですが、昔ながらの伝統を大切にしながら新しい働き方・外部の文化を積極的に取り入れることで、もっと京都企業同士、一緒に成長していければと思っています。