活動実績

実際にマッチングした実績をご紹介

オムロン株式会社 × 株式会社東洋レーベル

【 ミドル層のインターンシップ | 管理職 】

インタビュー:代表取締役社長 仁藤 智之

- 受入前の課題は?

当社は,産業用機械の銘板やラベル印刷から事業をスタート,先端設備を積極的に導入し,技術力の向上を図り,機能性印刷・スクリーン印刷・立体転写シール製造など,独自の印刷技術でさまざまな企業に貢献してまいりました。

しかし近年,印刷業界はデジタル化の進展,環境規制による原材料の変更,少子高齢化による人材の確保が難しくなるなど,今後の印刷業については,大きく期待が出来ないのではという懸念がありました。

そこで,当社の新たな事業領域である電子機器事業部の業績を今後さらに成長させるため,また,次のステップとして,売上高20億円の壁を超えるべく,即戦力として活躍いただけることはもちろん,若手の教育にも尽力いただける人材を採用したいという思いでした。

- どんな方に来ていただいた?

オムロン株式会社の電子回路の設計,管理職などを経験された方に,ミドル層のインターンシップとして出向いただきました。
制御や回路設計の技術面はもちろん,管理者としてのマネージメント能力が期待できる人材でした。
ご本人としても,まだまだ第一線で取り組みたいというハングリー精神をお持ちで,「世の中に必要とされる技術を提供したい」という当社の想いとマッチングいたしました。

- その方の仕事内容は?

電子機器事業部の顧問として出向いただいていますが,まずは会社全体を見渡せる部署で,各事業部の業務の流れと課題を把握していただいています。そして,専門職ではなく,「課題発見」を軸に業務に励んでいただきたいと考えております。
その為にも,営業会議等,会社の状態を把握できる事案に積極的に参加していただき,各事業で勤務している社員と来ていただいた方の「融合」を進めているところです。

- どのように活躍されていますか?また,会社にはどのような効果がありましたか?

まだ来ていただいて間もないにも関わらず,当社の事業内容をよく理解して頂いていると思います。
まず,電子機器事業部のこれまでの業績・現在の取組・今後の展開についてプレゼン資料をまとめ,報告会を実施いただきました。
そして,産業機器用制御装置や医療機器表示器,国家プロジェクトである天文台のサポートなどを行っている電子機器事業部が今後さらに躍進するために,「電子回路の設計者,ソフト開発・メカ開発者を増やすべき」との的確なアドバイスをいただきました。

また,当社では,技術者が多いことから各部門での業務が縦割りとなっていたところに,横ぐしを指すような業務改善を提案,各部門とのコミュニケーションを密に問題点を洗い出してもらっています。部門の垣根を超え,当社のもつ技術力で,時代に必要とされる差別性のある製品開発ができるのではないかと期待しています。
そして課題を論理的に解決する方法を見出してくださることから,非常にポータブルスキルも高い方だと感じております。

国立天文台による京都大学3.8mせいめい望遠鏡

- 「担い手交流」チャレンジプログラムに参加してよかった点

壁を越えて新たなステップをと考えていたところに,大手企業で長年活躍されていた人材を,即戦力として迎える大きな機会をいただけたことに感謝しております。
「担い手交流プロジェクト」が弊社の新たな一歩を支援していただいたことから,今後も弊社のみならず,地域社会の繁栄に大きく貢献するものと期待しています。

–  今後の展望は?

時代の変化がとくに激しい現代においては,従来の印刷業はなくなるとまで言われています。しかし,当社は水と空気以外は何にでも印刷できる技術力・研究心をもって乗り越えていくことを確信しております。
そして,電子機器事業においては,新たな技術への挑戦として人材確保の充実を図り,「技術を通じて社会に貢献」という社是の基に,企業として成長していきたいと考えています。
常に社会に新たな価値を提供できる企業として,地域活性化の一翼を担っていきます。